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ポリフェノールの雑記ブログ🖋

日本の調理師として見たアジアのB級グルメや景色などを楽しくご紹介!趣味の雑記ブログをよろしくお願いしますd( ̄  ̄)

エビ油の簡単な作り方!おうち中華も格段にレベルアップ間違いなし!赤ちゃんのような油に殻の香りを移して極上料理を作る

おうち料理を簡単に、格段に美味しくする方法。

今回ご紹介するのは、エビの香りを付けたエビ油の作り方です。

中華料理屋さんに入る玄関先で、餃子とか熱した油の香りが厨房から外まで漂っていてお腹が鳴ることってありますよね? 

あの食堂独特の香りを再現さえすれば、一気に家庭の料理もレベルアップします。

めんどうな下処理を極力省いて、かんたんに作っちゃいましょう!

本来は捨ててしまう事の多いエビの殻が、これだけ役に立つなんて目からウロコですw

市販品もありますが、香りは鮮度が命。

やはり手作りが一番美味しく作れます。

家庭の中華鍋でエビ油を簡単に作る方法

エビ油の簡単な作り方

■■■ もくじ ■■■

 

まっさらな油に香りを移して個性を加える

お店で売っているオリーブオイルやサラダ油は、いわば赤ちゃんの状態。

どんな料理にも使えるように、あえてクセをつけてないんです。

なのでこれに、食材の香りや味を加えてやることで、油に個性が加わります。

 

ハーブオイルもエビ油もネギ油もラー油も考え方は同じ

例えば、オリーブオイルに熱湯消毒したハーブを漬け込んで「ハーブオイル」を作ってパスタなんかの料理に使えば、数段上のイタリアンを楽しめちゃいますよね。

ハーブの代わりに、トウガラシの辛みを油に移せばラー油になります。

中華料理も同じで、何もしてないサラダ油で炒飯や野菜炒めを作るより、香りを付けた油を作っておいて使えば、ぐっと旨味が向上するんです。

エビやカニの香ばしいフレーバーを移した油を使って炒めるだけで、あら不思議!!

いつもとは段違いの本格中華のご馳走が出来上がるってワケです。

役者で例えて言うなら、

ローズマリーを漬けてさっぱりとしたハーブオイルは、土屋太鳳。

ピリッと辛~いラー油は、吉田鋼太郎。

香ばしいガーリックオイルは、佐藤浩市。

中華料理に欠かせないエビ油は、役所広司。

といったところ。

オイルに香りや辛みを移すことで、個性と魅力いっぱいの主役級の調味料になっちゃいます。

ではさっそく、おうちで簡単に作れるエビフレーバーオイルの作り方をご説明していきます。

準備するものは、殻付きエビ、鍋(中華鍋ならベスト)、サラダ油、蓋。

たったこれだけ。

もし台所にショウガやネギがあれば、加えることでぐっと香りが増すので、慣れてきたら工夫してみてください。

 

エビ油をおうちで簡単に作る方法!

今回は、難しい手順抜きに「簡単」に作る方法で行きましょう。

まずはお店で殻付きのエビを買ってきます。

頭がついていれば、旨味が出るので最高です。

ただし、エビの頭があるのなら味噌汁にした方が最高に美味しいので僕はエビ油に頭は使いませんw

 

エビの殻をむく

エビの殻から簡単に海老オイルを作る方法

殻付きの海老を用意する|頭がついていればなお良い

殻付きのエビを用意したら殻をむきます。

この時、ついでに背ワタも取ってしまいましょう。

つまようじか竹串を使うと便利。

殻をむいたエビの身の方はまとめておいて、別の料理に使うために下味を付けるなどしておきます。

下の写真は日本酒、みりん、しょうゆに漬けたところ。

もちろん、塩コショウで炒めるだけでも十分おいしいのでお好みに合わせてお使いください。

エビ油を作る手順1、殻をむき別々にする

エビの殻をむいたら、別の料理のために下味を付ける。

今回の主役は殻なので、いつもは捨てているかもしれない貴重な殻たちもボールなどに入れておきます。 

捨てた後の生臭さも気にならない便利なエビオイル

生のエビの殻って、そのまま捨てるとゴミ箱が生臭くなるんですよね、特に夏…

熱を加えてエビ油にしちゃえば、揚げるのと同じなので臭いも気になりません。

まさに一石二鳥です!!(/・ω・)/

エビ油を作るために、殻を取り分けておく。これで生ごみに捨てても生臭さが気になることはない。

エビの殻をむいたら、ボウルなどに入れておく。

エビの下処理ができたら、油の準備です。

 

中華鍋を熱して油を入れる

熱した中華鍋にサラダ油を入れる

普通の鍋かフライパンでも大丈夫です。

なぜ中華鍋がいいかというと、熱が伝わりやすいのと、底が丸いので他の料理と同じでひっくり返したりが簡単だから。 

一家に1個は置いておくといいですよ~

鍋のサラダ油が熱くなったらエビの殻を入れます。

熱したサラダ油にエビの殻を入れた写真

熱くなった油にエビの殻を投入する

エビの殻、特に尻尾には水気があるので、かなり油が飛びます。

本来はエビフライなどを作る時には、エビの尻尾を包丁で切ってペーパータオルかふきんで水気をとって下処理します。

でも時間も手間もかかるので僕はそのまま揚げます。

こんな時に役立つのが「フタ」ですw

フタで油飛びをガードする

揚げ物を作る時、水分を含んでいると油が飛ぶのでフタで自分を守る

蓋を準備すると油飛びが気にならない

これを「盾」にして油飛びを防ぎます。

蓋の方が油だらけになりますが、エビの殻の水分を事前に丁寧に取るよりは後片付けも楽なので…

でも、『油飛びが苦手!』という方は、あらかじめペーパーなどで拭き取るといいかもしれません。

エビの良い香りを移した海老フレーバーオイル

ほどよくエビの香りが移れば出来上がり

欲張らずに香りが付いたら火を止める

ここからは時間との勝負。

熱した油に殻を入れた途端、中華料理店のような素晴らしい香りに包まれますが、時間をかけて揚げればもっといい香りが出るだろうと思って欲張らないでください。

揚げすぎると焦げてしまって台無しになるので、殻の色が変わるくらいで火を止めて取り出しましょう。

 

出来上がったエビ油をコップに入れて冷ましている写真

耐熱の入れ物に入れて冷ます|かなり高温なのでヤケドに注意する

かなり熱いので、やけどに注意しながら器に入れ替えて冷まします。

この時点で、もう台所は本格中華の香りでいっぱいになっています。

エビ油を炒飯や炒め物に使おう!

この油を熱して炒飯や野菜炒めを作るだけで、普通の家庭ではなかなか味わえないエビの香りのついた極上の中華ができます。

お好みでネギとかショウガなんかの香味野菜を加えると、さらにグレードアップするのでお試しあれ。

本当に美味しい物って、手軽に毎日食べたいですよね!!

chef1.hatenablog.com

 

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 今回は、おうち中華を格段にアップさせるためにストックしておける「エビ油」の簡単な作り方のお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

またお会いしましょう!!

 

ポリフェノール

 

 

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