通常のビールが大麦から作られていて苦いところ、白ビールは小麦が主原料のため苦味も少なく白色に近い薄い色をしている。
タイのシンハービール系列から、クラフトビールみたいなSNOWY WEIZENという白ビールが出ていて、これが市場にまだあまり出回ってない、ある意味幻のビール🍺
たまたま仕事で来ていた田舎町のコンビニで見かけたので早速購入( ̄∇ ̄)
価格は490ml缶で55バーツ(185円くらい)と、他のビールと比べるとこの国ではやや高め。
このSNOWYビール、セブンイレブンでしか手に入らないとの情報もあるが、バンコクの駄菓子屋の店先に5ケースくらい積まれているのを実際にこの目で見たことがあるので、コンビニ限定販売というわけでもないようだ。裏ルートでもない限り…
普段は普通のビールを飲んでいるせいか、飲み比べてみると白ビールは主原料が小麦であるためかそれほど苦くなく(もちろんそこがいいという人もいるが)、僕はいわゆる普通のビールの方が旨いと感じた。またアルコール度数もやや低めなので重みもイマイチだ。
ただ、気のせいでないと思うがこのビールはわずかに木の味がする。
と思う…。
杉だろうか。
大量生産ビールでは味わえない、ほのかな木の味と香りが確かにしたのである。小規模醸造所のため、発酵過程などで木樽を使っているのだろうか…。
真実はわからないが大手ビールメーカーの標準化された大量生産のビールにはない、手作りさを十分に感じさせるフレーバーを味わうことができる一品である。
缶の裏側のイラストは熊と共に、ヒマラヤ杉らしき木と雪の絵で仕上げられている。
もしも、缶に印刷されたイラストの通り、雪の積もったヒマラヤやロッキー山脈の冬をイメージして杉の樽を使っているとすれば、常夏の国において夢の一杯を楽しめると言えるだろう。
苦味と重みには欠けるものの、クラフトマンシップの込められたビールである。
d( ̄  ̄)
ちなみに…
余談ですが、多くのタイ人のおじさんは瓶ビールでもストローで飲むことが多いです。
美味しいんだろうかと思って聞いてみても、「これが普通だよ~」ぐらいしか返事が返ってきませんw
本人が美味しいと思えばそれでいいんですが、土地柄っていろいろあるんですね(*ノωノ)
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