首都バンコクから古都チェンマイへ鉄道での往復の旅
このバンコク⇔チェンマイ間の移動は片道約700キロで、日本で考えるとだいたい東京から青森ぐらいの距離になります。
けっこうな距離があるのでこの移動はたいてい飛行機を利用するのですが、列車の旅もしてみたかったので思い切って予約してみましたぞ。
寝台列車の切符を買う
このバンコク駅などで直接切符を買うこともできます。
今回は売り切れが心配だったことと念のためクレジットカードの保険を使いたかったのであらかじめ日本にいる時に予約しました。
(海外旅行保険利用付帯のクレジットカードの一部のものは、保険適用のためには日本出国前に交通費などのカード決済が必要となります)
タイ国鉄がネット予約に対応していなかったので、バンコク駅の向かいにある代行業者を使いました。
https://12go.asia/jp/travel/bangkok/phuket?date=2018-12-01
https://www.thairailwayticket.com/eTSRT/default.aspx?language=1
60日前からしか予約できませんが…
バンコクからチェンマイへの運賃は
運賃は寝台のグレードなどによって異なりますが、だいたい片道1000~900バーツ以内に収まります。
今だと日本円で3000円前後でしょうか。
エアコン車なのか、一階二階の座席か等々で価格は若干変わります。
また一等車両だと値段は高く、その分快適です。
ただ、飛行機より高い価格になってしまうのでやめ、ごく一般的な二等車両にしました。
直接窓口で買うのなら、こんなふうに並んで直接買います。
寝台列車って、他の交通手段と幾らくらい値段が違うのか
《参考価格》時期などにより変動すると思いますが、バンコク⇔チェンマイ間を試しに同じ日付で検索して日本円に換算するとそれぞれこんな感じになりました。
バンコク→チェンマイ間の運賃の例
LCC飛行機 ライオンエアー 3916円 エアアジア4146円
寝台列車一等車両 6425円
寝台列車二等車両(エアコン付き) 3008〜4359円
寝台列車二等車両(扇風機) 2671〜2806円
バス(急行) 1804円
バス(VIP) 2104〜2948円
最安値はバスなのですが、バス停が遠かったり、荷物の紛失の危険があったり、狭くてイスをあまり倒せずなかなか寝れなかったりするので列車の方がリーズナブルかもしれません。
また、お気づきのように寝台列車の一等車両にするとシートもゴージャスで乗車空間も広いですが、飛行機代より運賃が高くなることがあります。
二等車両でさえも、運賃が飛行機を上回ることがあり、移動時間や疲労度を考えると、便利なのはやはり飛行機かと。
ただ、寝台なのでチェンマイからバンコクへの到着時間が朝になるようにすればバンコク駅到着後すぐにバンコク中心部で動くことができて、その点は便利です。
また、電車だと荷物をたくさん持って行けますが、LCC飛行機だと、以前のブログにも書きましたがたくさん荷物を持ち込むとけっこうな追加料金が加算されます。
ですので、荷物をたくさん持って行くのであれば、結果的には一等車両でも案外安くなるかもしれません。
出発前に
時間があったので駅構内をブラブラ歩いていましたが、日本の東京駅のようにたくさんのレーンがあるわけではなく、また地上1階だけの構造なので地下などもありません。駅内を見て回ってもすぐに飽きてしまいますw
そんな時はたくさんのベンチがあるので電車を見ながら休むことができます。
また、食堂でカオマンガイなどのB級グルメを食べることもできますよー
駅に戻って待合室で時間をつぶすこともできますね
僕の乗った列車は始発のバンコク駅からほぼ満席になって状態で、 出発後は日本ではありえないくらいゆっくり走行しながらバンコクを後にしました。
徒歩ぐらいのスピードでした💦
切符のチェックは乗車の時点でもあったのですが、車内でも再び提示を求められるので、決して無くさないようにしましょう。
【MeRaPhy RailFun】切符 切り レトロ 昔 懐かし 鉄道 電車 国電 硬券 昭和 駅員 改札 五角 切り
- 出版社/メーカー: ノーブランド
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
こんなのを持った車掌さんが来てチェックして、切符に穴を開けます。
懐かしいですよね~
予約、購入時に…
一階席と二階席の選択ができるのであれば、下の座席の方が窓も見えますし、大きな荷物も手元近くに置けて、幾らか安心なので良いかもしれません。
ちなみに列車の中にお酒禁止の張り紙が掲示してあり、アルコール類は禁止のようでした。
また、たまたま向かい座席のアメリカ人のバックパッカーが車掌さんにビールがないか尋ねていましたが、笑いながら『No Wi-Fi、No whisky~』と返されていたので、やはり車内販売ありません。
でも、旅にお酒はつきもの… 。こっそり鞄に忍ばせておいて少々ぬるくなったビールを、皆がカーテンを締めて寝静まったあとにこっそり飲んでましたが何事も起きませんでした。
明るいうちから飲んだり、騒いだりしてバレなければ多分大丈夫かと思います
(#^.^#)
ちなみに道中の軽食やビールなどの購入は、バンコク駅の道を挟んだ反対側のコンビニ(セブン)が一番近くて買いやすいです。
朝ごはんに車内販売もありますが、かなり高かったので、やめておきました。
食事は断り、モーニングコーヒーだけ頼んでおいたら、翌朝一杯100バーツで届けてくれました。(セブンイレブンだと30バーツなので約3倍です)
ちなみに、どんなコーヒーが出るのか気になってコーヒーを作っているところを見に行ったら、インスタントの粉のスティックと、ポットが置いてあったので、最初からあまり期待はしていませんでしたが、やはりインスタントコーヒーのようです。
車内だと全てが価格的には高いですが、明るくなった車窓から外を見ながら高めのコーヒーを飲むのも、まぁありかなと思います。
でも次からはあらかじめコンビニで1本15バーツの缶コーヒーを何本か買っとこうかな。
寝台列車の車内の様子などはまた別に書こうと思いますが、こんな雰囲気です。
さて、皆さんも東南アジアのまったりとした電車の旅、いかがですか(^_^*)
d( ̄  ̄)
そうそう、列車の旅などは、座席に荷物を置きっぱなしにしてトイレに行ったりもしなければならないので鞄にカギをかけるものがあると安心ですよ~