海外で利用するならメータータクシー
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僕は見知らぬ海外の旅行先ではハイヤーや、価格交渉制の個人タクシーは利用しないことを鉄則としています。
何食わぬ顔で外国からの旅行者をぼったくるからです。不当にバカ高い料金を請求したり、遠回りしたり。。。
以前ラオスでは、しつこい交渉制タクシーの呼び込みを値切ったところ、最初に運転手が提示した金額の1/3になったことがありました。
といことは、少なくとも「通常の三倍の金額を請求してきてた」ということですね…
まれに、価格交渉後に納得すれば利用することがありますが、できれば可能な限りちゃんとしたメータータクシーを《捕まえる》ようにしています。
(普通のメータータクシーのメーター 初乗りは上海の場合16元)
《捕まえる》というのは経験と本能から、街中を流しているタクシーの方が比較的安全だと思うからで、駅前や観光地路上で待機していてしつこく客引きしているようなタイプのタクシーはメーター制でも怪しいのであまり使いたくありません。
地元の住人などに聞いても、そういったタクシーはあまり評判は良くないようですからね。
一番安全なタクシーの呼び方
最も安心なタクシーの利用方法の一つは、滞在しているホテルのカウンターかコンシェルジュに頼んで呼んでもらうというものです。
なぜなら、その場合ホテル側がいつもひいきにしているタクシーを呼ぶので、もしも宿泊客にぼったくり行為をすればその後出入り禁止になるであろうことはタクシー運転手も分かっている(と思う)からですね。
しかし、さすがは中国は違った…
上海のホテルで呼んでもらったタクシーがめちゃくちゃ高い…。
上海で宿泊した吉泰ホテルのカウンターでタクシーを呼んでもらい、ロビーで待つこと約5分。
普通はメータータクシーを呼んでと頼んだら、ちゃんとメーター利用のタクシーが来るのですが、この度はおもむろに玄関前に白い無印のタクシーが到着し、運転手は車から降りることもなくクラクションを鳴らして合図。
車を見てメータータクシーでないことも分かりましたが、依頼して呼んだ手前、仕方なく乗り込んだのでありました。
この白い車です
おそらく運賃もある程度は高いであろうことは覚悟していたので、タクシーで遠方の目的地まで行かずに最寄りの地下鉄の駅まで行くように頼みました。
案の定、運転手は地下鉄に乗った後の行き先を聞いてきて、そこまでならこの車で幾らで行くからこのまま行かないか?というセールスをしてきたのですが、断りました。
宿泊費以上の額を提示するんですもんw
ホテルの料金よりタクシー代が高いなんでありえへん…
さて、駅に着くときっかり50元請求されましたが、仕方なく支払いました。本来なら乗車時に交渉すればよかったのですが、疲労のため忘れていたので高いと思いつつ言い値のまま支払いを…
でも、やっぱり高い…
ちなみに50元というのは今であれば約860円で、距離にしてもっと遠い空港からホテルまでのメータータクシーの運賃が45元だったのでそれより高い金額です。
領収書を根拠にちょっと検証してみましょう。
中国の無印タクシーとメータータクシーの料金を大検証!
①上海浦東空港から吉泰ホテルまでは、11,9km 約15分(領収書では乗車時間20分ですが、5分ほどは停車してホテルへの道を探していました) 空港からのメータータクシーで45元(約776円)でした。
② 駅から帰り道は行きと同じ駅からメータータクシーを路上で捕まえて、ホテルまで帰りましたが、行きと同じ道順で同じ距離(4、7kmで12分)を走って21元(約360円)でした。
同じ駅からホテルまで、領収書を見ると4,7kmで21元です。
③そしてホテルの呼んだタクシーで50元(約860円)。。。
やっぱり同じ距離で同じ道順でもメータータクシーの方が半額以下…
二倍以上とられてました。
検証の結果、メータータクシーの二倍以上の金額を請求されていたことが確認されました。
もともとメーターじゃないので仕方ないといえば仕方ないのですが、これを勉強代として今後はホテルでタクシーを依頼する時も気を抜かずに価格交渉をきちんとすることや、良心的なタクシーを利用できるように工夫しようと思いました。
また、これまでは詳しく見ていませんでしたが、中国のタクシーも領収書に乗車時間、下車時間、走行距離など明快に記載されているんですね(^-^) これは助かります。
海外旅行をする皆さんもタクシー選びにはくれぐれも気をつけてくださいね。
ポリフェノール
d( ̄  ̄)
参考になるガイドブックを持参するといいですよ~