を新型iPad mini6は現行モデルのiPad mini5からどれだけパワーアップしたのか
ついに発表されたモンスターiPad mini6のスペックや価格を徹底解説!
普通のアイパッドよりも小型・軽量であるアイパッドミニ。だが、今回はCPUに最新のA15を搭載した爆速モデルへと進化した。これは、現在のiPad AirやiPad、iPhone12や11よりも新しいチップで処理能力が高いことを意味する。
iPad miniの購入を考えるユーザーは、基本性能であるスペックよりも小さくて持ち歩きしやすいことや、軽いので手に持っていても疲れにくいことを重視していたはずだ。
M1コアを搭載したフラッグシップモデルのiPad Proを除けば、実用機としては頂点に立つとも言える新型ミニの登場で、重い動画の編集や複数のタスクも軽々と実行できる「メインマシン」としての使用も視野に入れられるようになったはずだ。
簡単に説明すると、iPadの性能の順位が入れ替わり、CPUだけを見ても
1 iPad Pro5(M1)
2 iPad mini6(A15)
3 iPad Air4(A14)
4 iPad 9(A13)
という序列となった。
ちなみにディスプレイ(画面)の大きさと重量を比較すると、
現行モデルのiPad mini5は7.9インチ、約300g
新型iPad mini6は8.3インチ、約293g
スマホのiPhone12Pro Maxは6.7インチ、226g
ノーマル(無印)iPadが10.2インチ、約500g
※重量はSIMカードが利用可能なcellularモデルかどうかで微妙に異なる。
■■■目次■■■
アイパッドミニを選ぶ理由
ということで、アイパッドミニは大きさでも重さでもiPadと大型のiPhoneのちょうど中間の位置付けとなる。
性能を重視する電気マニアならiPadを選択すればいいし、ポケットにも入るサイズ感を選ぶならiPhoneに軍配が上がる。
しかし、その中間であるiPadミニは、気軽に持ち歩いて外出先で使ったり、モデル体型のきゃしゃな女性にぴったりな製品だ。
では、新たに登場したiPad miniはどんな進化を遂げたのか。
これできっとあなたも欲しくなるはず?
新型アイパッドミニ6のすべて
2021年9月15日
アップル社が待望の新型製品を発表した。
新たな製品として
iPad9
iPad mini6
iPhone 13
iPhone13 Pro
Apple Watch7
が発表された。
今回注目するのはアイパッドミニ、つまり小型のiPad mini6だ。
ちなみに、前のモデルとなるiPad mini5の価格は以下の設定だった。
64GB Wi-Fiモデル 50,380円~
Wi-Fi&Cellularモデル 66,880円~
256GB Wi-Fiモデル 69,080円~
Wi-Fi&Cellularモデル 85,580円~
(保証のアップルケアをオプションで付けるかどうかで値段は変わります)
前述の通り、iPad miniは軽さと小ささが売りだ。
なので、ストレージ(ハードディスク)の容量も、64GBと256GBの二択という明確な違いがあり、それは新型でも同じだ。
メインの使用は普通サイズのiPadに任せて、ミニは外出先でサブ機として使う、また動画やネットサーフィンを手軽に楽しむ…というライトユーザーには価格を抑えた64GBモデルがぴったりだし、小さくても動画編集をしたりアプリをいろいろ入れてガンガン使いたいという方には、余裕のある256GBモデルが嬉しい。
この辺のモデル設定や価格設定も考慮しながら、2021年の新型iPad mini6についての詳細を見ていこう。
2021年のiPad mini6はココが違う!
ミニは普通サイズのアイパッドとは使用する目的が違うので、通常のアイパッドが競争相手ではなく、現行機となるiPad mini5からどれだけ性能が向上したのかがポイントと考えられていた。
まずは大きくスペックアップした部分について特に注目していきたい。
ディスプレイ
8.3インチ
(iPad mini5では7.9インチRetinaディスプレイ)
コア(CPU)
A15
(iPad mini5ではA12)
カメラ
フロント12MP、バック12MP超広角カメラ
(iPad mini5ではフロント7MP、バック8MP広角)
ストレージ容量
64GB、256GB
(iPad mini5も同じく64GB,256GBの2択)
価格
64GB Wi-Fiモデル 59,800円~
Wi-Fi&Cellularモデル 77,800円~
256GB Wi-Fiモデル 77,800円~
Wi-Fi&Cellularモデル 95,800円~
(iPad mini5では64GB,Wi-Fiモデルで50,380円、Cellularモデルで66,880円
256GB,Wi-Fiモデルで69,080円、Cellularモデル85,580円)
※税込み価格
重量
293g~297g
(iPad mini5では300.5~308.2g)
サイズ
195mm×134.8mm×6.3mm
(iPad mini5では約203mm×約135mm×6.1mm)
バッテリー
9~10時間
(iPad mini5も同じで9~10時間)
充電コネクタ
USB-C
(iPad mini5ではライトニング)
その他
タッチIDあり、フェイスIDなし、アップルペンシル〇などは、現行モデルと同じ 。また、カメラの性能向上に加え、動画撮影の機能もアップしている。
アイパッドミニ5から6への主な変更点
こうしてみて見ると、先代となるiPad mini5からは、確実にスペックアップしている。
特に注目できるのは、心臓部であるCPUにiPad AirやiPhone12よりも高性能なA15を搭載した事だろう。
もともと、アップル社もミニサイズのアイパッドにも力を入れていて、CPUもA12 Bionicを使っていたし、容量の大きな256GBを選択すればメイン機としても十分な性能を発揮できた。
ミニは新型の発表のサイクルが遅いので、次回のiPad mini7の登場までじっくりと使えるはずだ。
今回の新型iPad mini6はこれまでiPad miniを愛用してきたユーザーだけでなく、ディスプレイが小さくともメインで使いたい方も十分視野に入れて良いと思う。
無印アイパッドとの違いは?
購入を考えている方にとってもう一つ気になるのは、普通サイズのiPad との違いではないだろうか。
多くのアイパッドユーザーが購入の際、普通サイズにするか、ミニサイズにするか…。
一度は頭を抱えるのではないだろうか。
サイズ以外にどれ程の性能差があるのか、こちらもひと目で分かるように比較してみよう。
iPad mini6をiPad9と比較
アイパッドは、①プロ②エアー③無印④ミニという4シリーズが展開されているが、アイパッドミニと比較されてきたのは、やはり通常サイズの無印iPadだろう。
なにしろ、普通サイズのアイパッドは4万円もせずに購入することができ、同じ64GBならミニよりも2万円安い。
安く買えて、しかも画面(ディスプレイ)が大きくて動画や写真も見やすいとなれば、ちょっとくらい大きくて重くても普通サイズにしようかと迷うのはあなただけではないはずだ。
では、今回iPadmini6と同時に発表された普通サイズのiPad9とでは、性能面でどれだけ違いがあるのか比較してみよう。
価格の違い
iPad9の価格
Wi-Fiモデル
64GB 39,800円(miniは59,800円)
256GB 57,800円(miniは77,800円)
Wi-Fi+cellularモデル
64GB 56,800円(miniは77,800円)
256GB 74,800円(miniは95,800円)
iPad miniの方が、ほぼ2万円高いことになる
性能の違い
ディスプレイ
新型iPad miniは、8.3インチ
(iPad9は10.2インチ)
コア(CPU)
iPad miniはA15
(iPad9はA13 )
重量
新型iPad miniは293~297g
(iPad9は487~498g)
カメラ
新型iPad miniはフロント12MP、バックカメラ12MP
(iPad9はバックカメラ8MP、フロントカメラ120MP)
バッテリー
9~10時間
(iPad9も同じで9~10時間)
コネクタ
新型iPad miniはUSB-C
(iPad9はライトニングケーブル)
Touch ID
新型iPad miniは採用
(iPad9も有)
その他、アイパッドは上質のスマートキーボードなどのオプションが選択可能。
まとめ
新型のiPad miniの主な特徴は、最新型のコアA15を使って処理速度が大幅に向上している点だろう。とはいえ、その分価格も高めになっている。
いずれにしても、ミニとはいえ下手なノートPCを買うよりも確実に早くて便利だし、映像の処理も4K動画を難なくこなせるので、かなり"使える"アイパッドであることに間違いはないだろう。
さて、新型iPad mini6の予約受付はもう始まっている。
発売開始は9月24日からスタートだ。
新たに発表された爆速のアイパッドミニに予約が殺到するのは確実、購入される方は早めに注文したほうがいいだろう。
あなたはどうする?!
ポリフェノール
※価格や性能データは現時点で収集した数値に基づいています。ご購入の際はアップル公式サイトから詳細をご確認されてご利用下さい。