Web Analytics Made
Easy - StatCounter

ポリフェノールの雑記ブログ🖋

日本の調理師として見たアジアのB級グルメや景色などを楽しくご紹介!趣味の雑記ブログをよろしくお願いしますd( ̄  ̄)

新型肺炎コロナウイルスを緊急事態宣言!WHOの説明と予防の日本語訳

新型コロナウイルスをうけWHOが緊急事態宣言

新型コロナウイルスの問題でついにWHOが緊急事態宣言!

中国の圧力

WHOの緊急事態宣言というと、アフリカのエボラ出血熱が思いだされます。

今回の新型コロナウイルスはというと

二日前の日本経済新聞に、前回の代表者会議で中国側からWHOに緊急事態宣言を出さないように圧力がかかっていたという記事が載っていましたね。

国際的に連携すべきかどうか、他国に影響を与えるような感染症か否かがポイントとなるんですが、中国側の代表者は時期尚早として激しく反対し、「同盟国」も援護射撃の反対をしたらしく…

やはり風評や経済ダメージへの懸念か

中国の国柄や、緊急事態宣言が出された場合の中国への経済効果などを考えると、WHOとしても強い反対を受けて、すぐには押し切って宣言を出せなかったんでしょう。

もちろんこの宣言が出される前でも、国によっては中国人の自国への渡航を拒否して送り返すということもありました。

日本は危機管理がかなり甘いので武漢出身の中国人旅行者にビザを出したり、入国を何事もなく受け入れたりしていましたが…

日本は優しいので感染地域からの旅行者に対しても「自己申告」の状態が続いたんですね。

自覚症状がなければ感染地域からの移動も入国も問題ないという…

じつは、アジア諸国の旅行機関はすでに日本よりも一歩進んだ危機管理の対策をとっていました。

僕は1月はじめに台湾にいましたが、台湾の新型コロナウイルスについてのマスコミの報道はかなり敏感でした。

日本と違って報道が、圧力や「大人の事情」に縛られないのかな。

航空会社や鉄道などの方面では、韓国・タイ・台湾などが反応と対策が早かったです。

たぶん誰も書いていないと思います。詳しくはこちらをご覧ください⇩⇩⇩

travel-memo.org

緊急事態宣言

1月30日になってようやく、緊急事態宣言が出されました。

感染者数と死者数の拡大、感染の速さと規模などからの判断なんでしょう。

ちなみに、この宣言に法的拘束力はないようです。

つまり、緊急事態が宣言されたからといって、観光客の受け入れを全面的に禁止するとか、渡航を禁止するかどうかというのは、それぞれの国の判断ということになります。

ですが、ここまできたら腰の重い日本政府と旅行業界も追随せざるをえないでしょう。

 

WHOの緊急事態-新型コロナウイルス

WHOの緊急事態-新型コロナウイルス

国際的に感染防止のために連携している中で、さすがに「慎重に」とはいきません。

日本が動かなかった理由

日本人は基本的に自分に責任追及が来そうな場合は行動が遅く、責任転嫁できる状況であれば動き始めます。

新型コロナ対策として今まで実施しなかった思い切ったことをやって責任を追及されても、「WHOが緊急事態宣言を出した」からだとすれば自分の身は守れますから。

何をやってもどこかから何か言われます。

早期に過敏な対策をとれば、旅行業界から「国が不安をあおって客が来なくなった」と言われたり、中国からクレームも来るでしょう。

逆に対策が遅れれば国民から「なぜ素早い対策をとって国民を守らないのか」と言われます。

国内の経済と中国の圧力

国民全体の健康を守ること

この二つを天秤にかけて自分の保身も考えていたら、当然出足は遅くなります。

 

企業も同じです。

国の対策がはっきりとしていないのに、民間企業が思い切った対策をとることはできません。

下に記事を書いたのでご覧ください⇩⇩⇩

travel-memo.org

 

ではWHOの見解を見ていきましょう。

予防と感染拡大の防止のためにできること

WHOが緊急事態を宣言ー新型コロナウイルスの感染予防のためにできること

新型コロナウイルスの予防に有効なのは手洗いとうがいです

WHOの公式サイトから、まずコロナウイルスの説明を日本語訳にしたものを引用します。下の説明をお読みください。

 

コロナウイルスCoV)は、風邪から中東呼吸器症候群(MERS-CoV)  や重症急性呼吸器症候群(SARS-CoV)などのより重症の病気に至る病気を引き起こすウイルスの大きなファミリーです。新規コロナウイルス(nCoV)  は、ヒトで以前に同定されていない新しい株です。  

コロナウイルス人畜共通感染症であり、動物と人間の間で感染します。詳細な調査により、SARS-CoVはジャコウネコからヒトに、MERS-CoVヒトコブラクダからヒトに感染したことが判明しました。いくつかの既知のコロナウイルスは、まだヒトに感染していない動物で循環しています。 

感染の一般的な兆候には、呼吸器症状、発熱、咳、息切れ、呼吸困難が含まれます。より重症の場合、感染症は肺炎、重症の急性呼吸器症候群、腎不全、さらには死を引き起こす可能性があります。 

感染拡大を防ぐための標準的な推奨事項には、定期的な手洗い、咳やくしゃみの際の口と鼻の覆い、肉と卵の完全な調理が含まれます。咳やくしゃみなどの呼吸器疾患の症状を示す人との密接な接触を避けます。

 WHO公式サイトから引用

これによると、コロナウイルスは動物から人に感染するタイプの感染症で、SARSはジャコウ猫から人に、MERSはラクダから人に感染したことが分かります。

また、人に感染していないものの、動物の間で感染しているコロナウイルスも確認されています。

今回の新型コロナウイルスはそうしたものの一つなのか、まったく未確認のものなんでしょう。

とりわけ、動物から人に感染することから、【人から人へ】感染が拡大するものになったことが事態をさらに深刻にしています。

予防のためにできることとして〔定期的な手洗い・うがい・肉と卵の完全な調理〕があります。

自分が感染した場合には、感染の拡大の防止のためには〔くしゃみの際に鼻や口を覆うこと〕ができるでしょう。

もちろん、病院に行くことも必要ですね。

 

新型コロナウイルスの対策としてWHOの考え方

WHOから今回の新型コロナウイルス対策として推奨されている点を、日本語訳にしてあります。

さまざまな病気への曝露と伝染を減らすためのWHOの一般市民向けの標準的な推奨事項は次のとおりです。これには、手指衛生および呼吸器衛生、安全な食品の慣行が含まれます。

アルコールベースの手の摩擦または石鹸と水を使用して、頻繁に手をきれいにします。

咳やくしゃみをするときは、曲げた肘や組織で口と鼻を覆います–すぐに組織を捨て、手を洗ってください。

発熱や咳がある人との密接な接触を避けてください。

発熱、咳、呼吸困難がある場合は、早めに医療を求め、以前の旅行歴を医療提供者と共有してください。

現在、新規コロナウイルスの症例が発生している地域のライブマーケットを訪問する場合、生きている動物や動物と接触している表面との直接の無防備な接触を避けてください。

生または調理が不十分な動物性製品の消費は避けるべきです。生の肉、牛乳、または動物の臓器は、適切な食品安全慣行に従って、未調理の食品との相互汚染を避けるために注意して取り扱われるべきです。

WHO公式サイトから引用

 

筆者は海外在住ですが、この記事を読まれる方のほとんどは日本におられることと思います。

日本にいてできることは、やはり定期的な手洗いやうがいの実施でしょう。

マスクの着用は有効?

WHOの推奨事項の中に、マスクの着用は含まれていませんが、それでもいくらかの有効性はあるはずです。

でも通常のマスクのフィルターとウイルスの大きさを考えると、これも完璧な予防にはならないかもしれません。

ただ、日本ではマスクの売り切れ状態が始まっているようですね。

オークションで高値で取引されるのかなぁ…

ちなみに海外ではまだまだマスクの在庫があるので、知り合いに海外在住の方がいれば国際郵便で送ってもらうといいです。

1週間くらいで着きます。

僕の住んでいる街にもコンビニやスーパーにマスクが普通に売っています。

 

いづれにしてもWHOが勧めているように、まずは手洗いとうがいの徹底や、人込みを避けることなど、普段からできる基本的なことを行なうことが第一かと思います。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

引き続き情報を発信していきます!!

一刻も早く事態が収まることを願っております。

 ポリフェノール