圧倒的な性能とデザインでパソコン業界の先を行く憧れのMac。
Windows11になる前にPCの乗り換えを考えている方も多いのではないだろうか。
悩ましいのは価格が高いということ。
最新モデルは最低スペックでも15万円以上するし、ストレージのみを見ると同じ性能のWindowsPCなら半額で買える。
そんな悩みを持つ方のために、今なら新品iMacの旧モデルを格安で買うことができるのでご紹介する。
しかも、ストレージは1TBという大容量だ。
いくつかの条件さえクリアすれば、最高の買い物になるかもしれない。
■■■目次■■■
格安で大容量iMacを買う方法
新型iMac24インチはストレージをSSDの256 GBモデルは15万円以上。
もしストレージを1TBにすると約20万円になる。
旧型iMac21インチは1TBの容量で、なんと13万円ちょい。
その差は約7万円だ。
ただし、旧モデルは完全にフルSSDではないのでハードな用途によっては処理速度の速さでは劣るが、この辺りは後述する。
とはいえ、一般的な使い方で普通に使えばもたつく感はないだろう。
旧型iMacを選択肢に入れる理由
旧モデルというと、読んで字のごとくちょっと古い感がある。
旧日本陸軍、旧式機関銃、旧友…
特に最新機種の進歩が著しいパソコンやスマホの世界ではその感覚が顕著だろう。
しかし、iMacの場合は少し事情が異なる。
CPUコアにM1チップ搭載の新型の登場で旧型は物足りなさを感じるものの、去年までは最新スペックだったわけだし、デザインも長く継承されてきた、あの人気のMacデザインだ。
逆に「あのMacデザイン」の方が、むしろしっくりくるというユーザーもいるくらいだ。それくらい、Mscは遠目から見ただけでも一目惚れするようなシルエットを持っている。
アップルはコスパ重視のその場しのぎの経営戦略ではなく、常に顧客が所有して心地良いモノを作ってきた。
1年前に買ったと自分に言い聞かせれば、決して悪い買い物ではない。
お買い得な旧モデルのスペック
旧型iMac21インチのスペックを見てみよう。
去年までは最新式のスぺックだったので、
コアはインテルの第7世代の i5でデュアルコア2.3GHz
(Turbo Boostで3.6GHz)
ストレージは余裕の1TB
という、堂々たる数字を出している。
問題はストレージ1TBの秘密だ。
1TBのフュージョンドライブとは
このお勧めモデルの記憶域は1TBなのだが、フュージョンドライブという形式となっている。
これはどういう意味かというと、
1TBのうちSSDは32GB、残りはHDとなる。
ということだ。
基本のOSに相当するようなプログラムなど、よく使う部分は自動で高速処理できるSSD振り分けられ、写真や動画など毎日使わないモノはHDに記録される。
SSDと比べるとHDは処理速度が遅い。
とはいえ、重めの動画編集など速度重視の使い方をしなければ数年前まではHDが普通だったのだし、違和感はないだろう。
オールSSDでない事のメリットとデメリット
こんな人はSSDがいい
iPhoneで撮った4K動画などの重めの動画処理をしたい
→こういう人は確実にSSDにした方がいい。
こんな人は一部HDモデルがおすすめ
普段は軽い標準アプリしか使わない。
写真や動画は保存するけど、頻繁に編集しない。
しても、読み込み時間の数十秒程度くらい待ってても苦にならないような気長な人。
パソコンの使用はインターネットの閲覧やメールの送受信、動画の視聴などがメイン。
使わない機能にお金をかけるナンセンス
こう考えていくと、ライトユーザーにはむしろ最新チップのM1のSSDモデルは宝の持ち腐れになるのでもったいない。
高速道路に乗らないのにフェラーリやポルシェのようなスポーツカーを買うようなものだ。
近くの街乗りや買い物に使いたいなら、おしゃれな国産の小型乗用車で十分だろう。
(というか、日本の高速道路の制限速度を考えればどんな高級車でも十分な性能は発揮できないのだが…)
パソコンも同じで重い作業をしなければ費用を抑えた旧モデルでじゅうぶん。
自分の使いたい用途にマッチすれば、前モデルを選択するのが賢い選択だ。
パソコン業界はどんどん高スペック化しているものの、まだまだi5も現役だし、将来的に見ても余裕のある1TBの容量は喉つばものだ。
憧れのMacを数万円も安く手に入れるために一つくらい型を落とすのもアリだと思う。
旧モデルiMacの買い方
まだまだ現役でイケる旧モデルの購入方法を載せておくので参考にされたし。
まずはアップル公式サイトへ。
「製品別に見る」という区画があり、Mac,iPhone,iPad,Apple Watch,備品などの選択ができる。
ここではMacを選ぶ。
最新モデルに後ろ髪をひかれながら、旧モデルを探そう。
そのまま下に画面をスクロールする。
今なら、24インチの最新モデルの下に旧モデルが選択肢として並んでいる。
恐らく売れ残りだろうから、早い者勝ちだろう。
ちょっとだけ旧型の標準モデルのスペックを見てみよう。
先ほど書いたとおり、CPUはインテルのi5だが、そのままではストレージがSSDの256GBとなっている。
ここで取り乱さずに次のステップへ進む。
ストレージの選択画面に行こう。
究極の2択かもしれない。
SSDのみで256GB。
もしくは、
1TBのうち36GBはSSDで残りがHD。
でも合計の記憶域はあの1TB…。
ちなみにフュージョンドライブについてのアップルの説明はこうだ。
これによると、iMacのほうでユーザーの使い方を学習して振り分けていくという形式になっている。
なので心配しなくても自動的に最適な調節をしてくれるはずだ。
さて、仮に…
仮に最新モデルを買うとして、もしもHDを使わずにオールSSDで1TBにするとしたらどれほどの金額になるのか。
下の写真をご覧あれ。
198,800円。
うん、普通に高い。
それに対して旧モデルは同じ1TBでもこの金額。
はい、132,800円。
価格差は歴然、
主な違いはオールSSDではないこと、最新のM1チップではないこと、デザインも一つ古いということだ。
さぁ、あなたはどうする?!
ポリフェノール