新型コロナの感染拡大の影響がこんなところにも
自宅でのリモートワークの普及、外出自粛、手洗いや消毒、旅行の延期…。
コロナショックで一変した日常生活だが、その影響はとどまるところを知らない。
マスクの着用が必須となり、顔を確認することでの個人の識別が難しくなっている。
■■■目次■■■
マスク着用で替え玉受験が発生?
(この記事は、不正行為を奨励するものではありません)
これまでは替え玉受験というと、以下の条件に当てはまる人物を苦労して探し出して本人になりすまして代わりに試験を受けてもらうという方法だった。
1、顔が似ていて、年齢も近い。
2、本人よりも成績が良い
3、受験日の予定が空いている
そもそも受験票の顔写真と比べて顔が似ていないと意味がないし、受験生の年齢とかけ離れていたらバレてしまう。
また、合格しなければ意味がないので成績が優秀な人でなければならず、限られた受験日に合わせて予定を調整できる人物であることが必須だった。
暇を持て余した優秀な双子がいれば、まさに完璧という…。
という事で、こうした条件を満たせる「替え玉」を見つけるのは、かなり難しかったのではないだろうか。
マスク姿で顔の半分以上が隠れた状態
最近ではオフィスのセキュリティやスマホの本人認証でも「顔認証」が普及している。
それくらい「顔」は一人ひとり違うもので、確実に個人の判別を行なうことができる。
DNA鑑定は除くとして、顔認証は指紋認証の次に正確なのではないだろうか。
それで、大学入試や資格試験の受験票にも「顔写真」が付く。
ちなみに大学センター試験の写真サイズは縦4センチX横3センチ。
帽子をかぶらずに、当日の試験中にメガネをかけるのなら同じようにメガネをかけて撮影する。
試験官はその写真を見て、受験者が間違いなく本人かどうかを判別することになる。
もちろん、試験者側も試験前に本人確認のためにマスクを外しての照合を行なうかもしれないが、全員を確認するためには短時間しか充てられないだろう。
その後の試験中は、ずっとマスク姿で黙々と筆記することになる。
ということは…。
資格試験や面接もマスク着用で
日本中で多種多様な、語学・コンピューター・医療・福祉・教養・技能・ビジネス・趣味・その他の認定試験が行われている。
正式な国家資格もあれば、ねこ検定やアニメ文化検定などのかわいらしいものまでいろいろあるが、そうした検定でもマスク姿での受験となれば本人確認は従来よりも難しくなるのは確実だろう。
面接用のマスク着用での好印象を持たれるマニュアルが出る
筆記試験は得意でも、面接が苦手という人もいる。
そういう場合も、コロナ禍で新しい流行が生まれるかもしれない。
マスク姿での面接となると、ただでさえ表情が読み取りにくく、声の調子やトーンでイメージが決まる。
これからの面接は、ライバルを抑えてどうやってマスク姿で好印象を残せるかがポイントになるはずだ。
マスク着用でのマニュアル本も出るに違いない。
『受験・面接!マスク姿でも自分を最大限にアピールして勝つ方法!』なんて見出しで…。