スーツケースの伸縮ハンドルが伸びなくなってしまった!
スーツケースの伸縮ハンドルやキャスターの突然の故障には困ってしまうものですが、修理が自分でお手軽にできるって知ってました?!
専門店に頼むとかなり費用が高いですよね。
特にスーツケースは本体そのものが大きいので修理業者への往復の送料だけでも数千円かかってしまいます。
例えばスーツケース(140サイズ)を東京⇔大阪までクロネコヤマトで送ると往復割引を使っても4千円近くかかりますし、東京⇔沖縄の距離だと7千円以上もします。
修理代金そのものは安い店があるとしても、送料を加えると安く見積もっても1万円くらいは…
それに、費用の心配だけじゃなくて日数も余分にかかります。お店での修理と往復の輸送時間を考えると最低でも数日は必要。
今回はスーツケースの伸縮ハンドル(取っ手)とキャスターを、自宅でも旅先でもドライバー1本で簡単に直せちゃう方法をご紹介します!
故障のタイプにもよりますが、この記事を見ながら修理すれば最速で確実に元通りになるかもしれませんよ~
故障はいつも突然に…
海外の空港の混み合うセキュリティチェック付近で、慌ててスーツケースを転がしながら歩いていたら、足元のデコボコにつまづいてスーツケースごと転倒させてしまい、その後まったく伸縮ハンドルが伸びなくなってしまいました。
この故障にはかなり困ってしまい、帰国した折に購入した販売店に相談しましたが修理には1~2万円はかかるそうで、それどころか店員さんに『修理よりも、もう一度新品を買われた方が、先を考えると安いかもしれません…』などと言われてしまいました。
購入金額3万円程度のスーツケースの修理に1~2万円…
よし、自分でやるか…
スーツケースって旅行中ずっと相棒であり、ホテルの部屋では服を入れるタンスにもなってくれる大事な存在。
鞄そのものは気に入っていただけに、修理か再購入か迷いましたが、なんとか自力で直せないものか試みたところ、なんとドライバー1本で簡単に直せてしまった(w)。
■■■ 目次 ■■■
初めてでも1時間もかからない
今回は、写真を撮りながらの修理でも1時間かかりませんでした。
一度経験して慣れちゃえば、同じスーツケースなら30分程度で修理できると思います。
自分で簡単にできるスーツケース修理の方法
伸縮ハンドルのトラブルの原因・対処方法は僕のスーツケースの場合とすべて同じとは限らないので、この方法で直らないこともあるかと思いますので、参考程度にしていただけたらと思います。(くれぐれも分解、修理は自己責任でお願い致します)
では、その作業を写真付きで世界イチ分かりやすくご説明します!
1スーツケースの内張りのチャックをおろして内部を確認する
スーツケースの内側は、たいてい布かナイロンの内装になっているので、まずはこの部分の真ん中にあるチャックを開いて内装をめくります。
このケースの場合、チャックの引手(手でつまむやつです)が最初から表面に無かったので、少しコツがいりました。
恐らく不必要な凹凸を極力無くすために、あえてチャックの持ち手を初めから付けていないのだと思います。
でもチャック自体は普通の服や鞄のファスナーと同じ物のなので簡単に開け閉めできます。
2上部と下部の固定ネジを外す
チャックをおろしてナイロンの内装を開くと、伸縮ハンドルが見えるようになります。
上と下の部分でネジ止めされているので、ドライバーで外すとハンドルごと外すことができます。このケースの場合は上下で合計6本のネジを外すだけでOKでした。
上の4本と、下の2本のネジを外して取り出したハンドルがこちら
↓ ↓ ↓ ↓
3伸縮ハンドルの異常の確認
今回のトラブルの原因を実際に分解して確認すると、伸縮ハンドルの片方の突起が引っかかった感じで固まっていて動かなかったことが判明しました。
突起というのは、折り畳み傘を伸ばす時の、あのポチッとしたやつです。
スーツケースのハンドルのスイッチは、この突起と連動していたんですねぇ~
初めは固まってしまった片方の突起が動きませんでしたが、
ハンドルのスイッチを押しながら同時に突起を押してやると、だんだん連動して滑らかに動くようになっていきました。
必要なら少量の油をさしてやったらいいかもしれません。
4伸縮ハンドルをまっすぐに伸ばす
内部の突起が固まってしまっていた以外にも、ハンドル自体が内部でやや曲がっていました。
恐らくスーツケースを転倒させた時に曲がったものと思われます。
これも折り畳み傘に例えるなら、傘の芯ごと微妙にゆがんだ状態だったというわけです。
これじゃハンドルが伸びてくれないのもうなずけます。
軽い金属だったので、力技でまっすぐにしました。
腕と膝でぐにゃっ!としてやれば簡単に戻ります。
これで元通り伸縮ハンドルがスムーズに動くようになりました!!
あとは外したものを逆の順序で戻すだけです。
スーツケースのハンドルが伸びなくなった2つの原因
1中のツメ(突起)が引っかかっていて動かなかった
2ハンドル自体が曲がっていたので引っ張れなかった
という事になりますので、分解して故障の原因を解消することでタダで直すことができました。
スーツケースのキャスターを取り外す方法もご紹介します
タイヤが回らなくなったり割れたりする故障もよく起こるので、 交換方法についてもご紹介します。
先ほどのスーツケースのナイロンの内張りをめくり、さらに足元の保護シールをめくるとキャスターを固定しているネジを外せます。
プラスドライバーで簡単に外せます。
このスーツケースの場合は5本のネジで固定されていました。
4本のキャスターも多いみたいです。
写真で確認できる4本のネジ以外に、左側の保護シールの下にもう一つネジが隠れていたので、合計5本のネジを外します。
外したキャスターがこちらです。
同じタイプのキャスターをネットで探して元に戻せば直ります。
タイヤやキャスターの修理の場合は、さすがに無料とはいかず部品の交換になりますが、ちゃんとマッチするタイヤを選んで買えばわずか1000円~2000円くらいで直すことができます。
※ネジ穴の数や場所にご注意ください。間違って買うとたいへんなので。
以上が、今回ぼくが自力で行なった修理です。
おかげで一切費用をかけずにドライバー1本で完全に元通りにすることができました。
もしも分解してみて内部の部品が修復不可能なくらい破損していれば、修理業者に依頼するか買い替えが必要ですが、
販売店に相談すると壊れた個所の確認もせずに高い修理費用を提示されるか、買い替えを勧められるので、次回も何か不具合があればまず自分で修理を試してみてから購入を検討しようと思います。
まぁカバン屋さんも修理屋さんもお仕事なので、セールスに力を入れるのは分かるのですが、工夫すれば0円で直せるものに1~2万円も取られたのでは幾らなんでもたまりません。(;^ω^)
皆さんも、何かの折には試してみてはいかがでしょうか。
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それでは皆さん、よいご旅行を楽しんでくださいね!
読んでくれてありがとうございました。
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他にもいろいろ書いてますので、こちらもどうぞ!
またお会いしましょう!!
ポリフェノールでした!!
( ^^) _旦~~