海外旅行　外国のお客さんに犯罪歴や前科があると日本に入国できないのか…

海外旅行に行って万が一、行き先の国に入国できないと、せっかく買った航空券もその他の経費もパァになってしまいます。

そして何より残念ですよね。

日本人が日本に帰るのなら問題はないかもしれませんが、例えば「外国の友人を日本に招待したいが、どうやら過去に犯罪歴があるようだ」といった場合、到着後にすんなりと入国できるのでしょうか。

いろんな国で、訪れた外国人が入国拒否されてしまうパターンはいくつかあるようですが、日本の場合は毎年三千人前後が入国拒否されているようです。

海外旅行に行ってまず入国管理の時に書く書類がありますが、日本の場合はこういう感じになっています。

氏名

生年月日

渡航目的

連絡先

飛行機の便

滞在予定

このあたりまではどこの国の空港で書く入国カードでも同じなのですが、日本特有というか、続けてこんな項目があります。

３番の違法薬物や銃器を持っていれば入国できないのは当然ですが、赤枠の中を見てみると

これに「ハイ」か「イイエ」の二択で答えなければならず、最後に直筆サインも書かなければなりません。

また、裏面を見るとやはり先程と同じような質問があります。

これに過去に該当する思い当たるふしがあって、正直に【はい】にチェックすると入国が拒否されるケースもあるようです。

刑事事件で有罪判決ということなので、執行猶予付きのいわゆる軽いものも含まれるんでしょうか。

かといって、うそをついて【いいえ】にチェックしても後々かなり面倒なことになりそう…

やはり本当のことを書くのが一番かとは思いますが、刑事事件の有罪判決といっても種類や軽いものから重いものまでいろいろあるでしょう。

日本は世界屈指の平和な国ですが、それもこうした工夫のおかげかもしれません。

ただ、入国カードにこうした質問項目があって前科によって入国拒否される可能性があるというのは、アメリカなどを除くとかなり珍しいといえるかもしれません。

せっかくご外国からお客様を招待しても入国できないとなると大変なので、もし外国の友人や知人を日本に旅行で招待するなど考えていて、過去の犯罪歴による入国拒否が心配な場合は、航空券を購入する前にあらかじめ外務省や入国管理局のサイトを調べるか、直接問い合わせるかした方がよいかもしれません。

( ^^) _旦~~

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